学生寮なんてイヤ!

と言っていたおぴ子の態度が
急変した理由はわからないけれど、
入試の前後、
「私、学生寮なんでしょ?」と
自分から言ってきた。

「そう。心配だもの。
せめて未成年のうちは。」

その後は
「2年間だけ寮にいればいいんでしょ?」
と言うので、

住めば都
あのものぐさが引っ越しなんて
苦労を選ばないだろう

に賭けて、
「そうだよ。」と口約束をした。

今日はじめて部屋の間取り図を
見た娘、
私の見落としでもあったのだど、
キッチンが共同だった。

そこにムッとしていた。
「そんなんじゃ嫌だ。
絶対寮なんて入らない!」

難癖を付けたいだけなのか
憧れの一人暮らしと
現実がかけ離れていくことに
失望しているのか。

けれどひとり暮らしには
変わりない。
お風呂とトイレは別室で
部屋にある。

冷蔵庫とレンジの図を見ていたから
当然キッチンもあるものだと
思っていた。

ほげには古い部屋を選んだ。
学校とも少し離れている。
それは家賃が安かったから。

娘には安全第一。
これ以上の安心は
ないというくらい
条件を満たしてくれるのが寮。

親戚の家に預けると
言っているわけではない。

女子の気持ちを
忘れたわけではない。
その気持ちはわかるよ…

また時間を置けば
それも受け入れると思う。

希望に近付けるような
社会人を目指しましょう。
自分の力で。



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