14時頃、会社携帯が鳴った。

「明日の配達を
今日に変更してもらいたくて。」

私、今日はOFF。
現場には若い女子を送り込んでいる。

はぁ(T_T)
今夜も仕事が入った。

クリスマスイヴも明日も
マッチ売りの中年。


ひどく寒い日でした。
Xmasの夜でした。
この寒さと暗闇の中
ひとりの中年がいました。
寒さと空腹で震えながら
中年は台車を押して
歩き回りました。
まさに悲惨を絵に描いたようです。
かわいそうな中年!
会社に帰るなんてできません。
このまま帰ったら鬼に
もっと仕事をさせられます。
中年の手は冷たさのために
もうかじかんでおりました。
中年はマッチを1本取り出しました。
シュッ
なんという輝きでしょう。
中年はまるでおしゃれな
レストランに座っているようでした。
しかし…小さな炎は消え、
ホテルのレストランも消え失せました。
残ったのは、手の中の燃え尽きた
マッチだけでした。
中年はもう1本こすりました。
テーブルの向かいには、
素敵な男性の胸元が。
ちょうどその時、マッチが消えました。
高く高く光は上っていき、
天国の星のように見えました。
星がひとつ流れ落ちる時、
誰かが亡くなるんだよ
誰かが言ったことを思い出しました。
「お願い。私を天国へ連れてって。
あ、やっぱり向かいの男性の
顔を見せて。それから決めるから。」
翌朝、中年はがっかりした表情で
凍え死んでいました。
家族が引き取りにきました。
「まじないわー、
オレ、年末年始予定あったのによ。」
「私だって友達と
遊ぶ予定だったんだからね。」
中年は書置きを。
「遺産はすべて2匹のねこを
可愛がって育ててくれる人に
渡してください。」

(あんでるちぇん・どれみ)

・‥…━━━☆・‥…━━━☆

仕事が入るなんて思ってなくて、
美容院を予約していた。
迷ったがリタッチだけ。
今はバッサリ切りたい気分。
それと眉カットもしてもらった。
「自画自賛、いい感じ。」と
美容院の店長は言った。

昨年に続き、
ローソンで600円の
ミニケーキを買い、
台所で立ったまま食べましたとさ。


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