書くことは、思い出して
頭の中を整理すること。
フィクション!作り話。

前回まで

STORY 1

いつの間にか夏は終わっていた。
今年の夏、やっとの思いで
離婚が成立した。
元夫とは一度も顔を合わせることなく、
代理人を通して、
書類だけのやり取りだった。
私は昔の名前に戻り、
以前の仕事にも復活した。
たまにふと我に返る時間ができると
一緒に過ごした時間が蘇り、
耳に残る怒鳴り声、
飛んでくる唾。
それらがフラッシュバックする。
いつになったら記憶は消えるんだろう。
でもこれで本当に終わりだなんて
やはり信じられなかった。
あのひとは本当に粘着質だから。
幼馴染のエリから電話があった。
また元夫から呼び出されたらしい。
そこで私の近況を尋ねてきたという。
エリは「心配なんだね。」という
言葉で説明していたけど、
中身は以前と変わらぬパワハラで、
今、誰のおかげで飯が食えるんだ
という内容だった。
だったら追い出せばいいのに。
そこはお互い譲歩して、
仕事を一番に考えた結論だったはず。
エリは10月中に、直接会うことを
指示され、そこで私がすべきことを
説得しろという内容だった。
すべて悪いとは言わないが、
私にも悪いところがあったから、
そこを反省して、態度で示せ
ということだった。
まず「なにを?」と尋ねた。
抽象的過ぎて、話がよくわからない。
エリは慎重に話を始めた。
「たぶん、近くにいてほしいってこと。
(上まで上がってきてほしい)
私からもお願い。
もう1回、考えてほしいの。
気持ちも経緯も原因も
わかった上でのお願いだよ。
それにもちろん今すぐにって話じゃないよ。
そこに納まる人じゃない。
どうしても必要な人だから。」

人生の墓場へ?

エリは続けた。
「自分で見つけたでしょ。
それで出て行かれたでしょ。
俺の目に狂いがあった
って認めたくないんだよ。
勝手に期待しすぎたんだよね。
だって言われたこと全部こなしてたじゃん。
でもひとりの力で全部変えるなんて
無理に決まってる。」

もう気持ちは変わらないんだよ。
ギリギリの結論がこれ。
どんなにぼろくそに言われようと
離れられればもうそれでよかったんだ。

電話を切った後、
職場の親友に電話した。
「はー?しつこいねー。
もういいかげんあきらめろってんだよ。
これ以上まだなにか求めるなら、
腹決まってんだから、
辞めるだけじゃんね。
それじゃ困るから、
仕事だけは頼んだわけじゃん。」

「このままで済むとは
思ってなかったけど、
予想以上に早かった。」

「そんなの無視、無視!
今すぐに何かしろって
言われてるわけじゃないんだから、
適当に聞き流せばいい。」

力でねじ伏せようとする男のひと、
拒絶する。
それでもひとつでも尊敬できるなら、
付いていったかもしれない。
私の前にも何人か妻はいた。
憎しみ合うような
完璧な別れ方に成功した。
今頃、幸せに暮らせていると
期待したい。
私が一番反省するとするなら、
すっぱりとすべてを切れなかったこと。

じゃあなんでって?
私が損するからよ。
部屋も家財道具も全部こちらで
用意して、違約金まで払って
部屋を出る?
バカげてる。
そこの諦めの悪さが
尾を引いている。

出ていくほうは、
全部手放した方がいい。
自分で離れると決めた側は、
執着しないに尽きる。
ゼロから新しい人生を構築せよ。

が、できたらね。



またつづく…?かわからない


・‥…━━━☆・‥…━━━☆

気晴らし。
新人ちゃんのお絵かきと美文字。
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仕事の合間に
ドラえもん勝負とミッキー勝負をした。
これにも負けた私の画力。
猫型ロボットはオバQ。
ねずみさんもオバQ。

週末の買い込み。
駄菓子を求めたがあまり手に入らず。
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疲労対策中心。
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山に登って、心を鍛えてきたい。
グッタイミン。


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